【302】
3施設の専有部分
図書館、文学館、視聴覚センターが建物のどの部分を占めているかを模型写真で説明しておくと、2本のチューブがU字に曲がっている部分にそれぞれ文学館と視聴覚センターが、その間のリニア(線的)な部分に図書館が入っています。
【303】
U字に曲がったヴォールト空間
しかも図書館のような背の高い書架がないので、文学館では空間の魅力を存分に味わうことができます。おそらく、展示計画の担当者は、磯崎氏の建築を損なわないよう配慮しているはずです。
【304】
ステンドグラス
名称 | 北九州市立中央図書館 Kitakyusyu Municipal Central Library |
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設計者 | 磯崎新 / 磯崎新アトリエ ISOZAKI Arata / Arata Isozaki & Associates |
所在地 | 福岡県北九州市小倉北区城内4-1 |
用途 | 図書館、文学館、視聴覚センター |
竣工 | 1974(昭和49)年 |
構造・規模 | 構造:鉄筋コンクリート造+プレキャストコンクリート造 面積:建築面積 3,612m2、延床面積 9,251m2 階数:地下2階 地上2階 塔屋1階 |
交通 | 鉄道:JR小倉駅または西小倉駅下車 徒歩十数分 |
備考 | 内部の撮影は図書館や文学館の許可を受けること。 |
上からリバーウォーク北九州、松本清張記念館、北九州市立中央図書館
リンク
- con-Quest 九州を旅するweb magazine > 建築家・中村拓志が巡る、九州建築の旅。ARCHITECTURE in Kyusyu 第1回 福岡編 > 北九州市立中央図書館
- 収蔵庫・壱號館 > 北九州市立中央図書館
- 北九州市立中央図書館 公式サイト
- 北九州市立文学館 公式サイト
- 丹青研究所 > 研究成果 丹青研究所レポート > 日本教育新聞 -週刊教育資料-連載 「ミュージアム・ナウ」 北九州市立文学館
- 北九州市 > 視聴覚センター
- 北九州市立中央図書館、北九州市立文学館、三浦梅園 ウィキペディア
参考文献
- 『現代の建築家 磯崎新』SD編集部、鹿島出版会
- 『昭和モダン建築巡礼 西日本編』磯達雄・宮沢洋、日経BP社
- 『建築グルメマップ2 九州・沖縄を歩こう』エクスナレッジ
- 『建築MAP九州/沖縄』67頁、TOTO出版
- 『建築MAP北九州』23頁、TOTO出版
公開日:2003年10月26日、最終更新日:2012年9月15日 文学館の説明などを追加、撮影時期:2011年8月
カメラ:Nikon D50、Canon PowerShot S90(Photoshopで修正)