【502】
第八坑連卸坑口
住所:福岡県糟屋郡志免町大字志免495-3(以下同じ)
竪坑と斜坑の比較
池島炭鉱(長崎県)の斜坑口
これに対して斜坑は距離が長くなってしまうものの、トロッコ列車やベルトコンベアを使って大量輸送ができるという利点があります。
【503】
鉱滓レンガ造の坑口
ちなみに鉱滓(こうさい)とは金属の精錬過程で発生する不純物のこと。スラグとも呼ばれ、建材としてよく再利用されています。福岡県には八幡製鉄所があるためか、鉱滓レンガ造の古い建物や塀などをよく目にします。
【504】
第五坑西側坑口
近年に発掘された坑口
【505】
第五坑南側坑口
詳細不明の謎の坑口
目の前の道路は貨物支線(後述)の廃線跡なのですが、この坑口から石炭を運び出していたとするには線路との位置関係が不自然など、いろいろ謎が多い遺構です。