【02】
世紀末に出現した新たなランドマーク
高さは135mと竣工時点では世界最大で、その後シンガポールに高さ150mの観覧車が完成してNo.1ではなくなったものの、今も世界有数の大きさであることは確かです。高層ビルが比較的少ないロンドンで観覧車の存在は一際目立っています。
【03】
挑戦的な構造
第2はホイールの支柱。傾斜した柱でホイールを片方から支えるアクロバティックな方法によって、ホイール本体はテムズ川の上空に浮いているのです。倒れやしないかとちょっと不安を覚える外観ですが、もちろんアンカーケーブルでしっかり支持されています(写真03)。それにしても、観覧車を水面に突き出すなど、日本では河川法の制約や防災上の懸念からまず実現不可能でしょう。
【04】
ゴンドラの特徴
ゴンドラの定員は25人。これも日本とは大きく異なる点です。一周は約30分。観覧車に乗るまでの待ち時間と一周の所要時間、どちらも長かったので筆者は乗りませんでしたが、スケジュールに余裕があればロンドン旅行の際はぜひ乗っておきたいものです。
リンク
- London Eye 公式サイト(英語)
- イギリス旅行大好き!ロンドン観光ガイド > ロンドン人気観光スポット > 世界一の観覧車ロンドン・アイ
- VividCar PREMIUM > ARCHIVES > イギリス特集 > ロンドン・アイ
- ロンドン・アイ ウィキペディア
参考文献
- 『ヨーロッパ建築案内』淵上正幸、TOTO出版
公開日:2012年7月28日、最終更新日:2012年7月28日、撮影時期:2004年9月
カメラ:Panasonic LUMIX DMC-FX1(Photoshopで修正)