徳力団地
概要
徳力団地は、日本住宅公団(現・UR都市機構)が福岡県北九州市小倉南区に1966〜1970(昭和41〜45)年にかけて建設した。戸数は2327戸、単独では九州最大規模の団地だ。住棟は板状とボックス型ポイントハウスの2種類、すべて階段室型の5階建て。この他、中心部に2階建ての店舗併用型がある。住棟配置はおおむね南面平行で、住棟やランドスケープデザインに際立った特徴はないが、オープンスペース、プレイロット、植栽が随所に確保され、良好な住環境が形成されている。すぐ近くにはモノレールの駅が存在し、市内中心部までの交通の便も良い。
URは徳力団地については「ストック活用」の方針を決定しており、一部の住棟にはエレベーターが設置されるなど、当面は現状が維持されるようだ。住棟の大部分は賃貸で、一部に分譲もあるが、本稿では賃貸エリアについてのみ取り上げる。
左から徳力団地、志徳団地
データ
住所:福岡県北九州市小倉南区徳力団地
竣工:1966〜1970(昭和41〜45)年
リンク
- UR都市機構 > 徳力団地
- 市街地住宅K.K > 徳力団地
- GMT foto @KitaQ > 徳力団地
- YOMIURI ONLINE(読売新聞)九州発 > 昭和39年九州発 > 福岡 > 徳力団地(北九州市小倉南区)昭和41年
作成日:2011/10/17、最終更新日:2015/5/24 ページ構成を大幅に刷新。