団地セレクション 団地名 箱文字等

概要

団地の名称を示すサインは、プレートやオブジェに記したものと、壁面に文字を掲げたものの2種類に大別できる。後者は箱文字（チャンネル文字）で作られたものが多く、他に切り文字や書き文字の事例がある。本稿では「箱文字等」という括りでこれらを紹介する。収集した事例は福岡県内の日本住宅公団（現UR）の団地が中心で、公団以外や関西の団地も若干含まれる。なお、団地名だけでなく、集会所や管理事務所といった付属建物のサインも併せて掲載した。

複数の住棟が並ぶ一般的な団地（団地型住宅）では銘板、ビル型の市街地住宅では箱文字等のサインを採用する場合が多い。設置場所はほとんどが住民用のメインエントランスだ。注意しておくと、サインが団地の正式名称を記しているとは限らない。福岡県内の範囲で見ても「○○公団住宅」や「○○市街地住宅」、その複合など、団地名の表記は統一されていないし、昭和町公団住宅（福岡県北九州市）のように、同じ建物の別々の出入口で表記が異なるケースも存在する。

掲載団地一覧（スライド順）

一覧表の事業者名はその団地が竣工したときの名称である。

作成日：2014/5/3、最終更新日：2014/5/25 清滝第二公団住宅を追加、一部の写真を「団地名 大型文字」に移動。