小ヶ瀬橋
概要
増水時に水没することを前提とした橋梁を沈下橋という。このタイプの橋は潜水橋や潜り橋など地域によって呼び名が異なり、大分県では沈み橋と呼ばれている。全国的には四国の四万十川の沈下橋群がよく知られているが、実は大分県も沈み橋が多くてその数は212基にも上るという。架橋技術の進歩は土木の世界を象徴するものだが、その一方でこういう原始的な橋梁も造られてきたのである。
小ヶ瀬橋は大分県の玖珠(くす)川に架かる沈み橋だ。車1台の通行がやっとの高欄のない橋をトラックが普通に渡っていた。
データ
住所:大分県日田市日高・天瀬町女子畑
撮影:2006(平成18)年8月
リンク
- 日本文理大学 河野研究室 > 大分の沈み橋 > 大分の沈み橋について(PDF)
- 沈下橋 ウィキペディア
作成日:2013/2/17、最終更新日:同左