工兵橋

概要

工兵橋は広島市の京橋川に架かる歩行者専用の吊り橋である。その名が示す通り、この橋は市内の白島にあった旧陸軍工兵第5連隊が演習場に向かうために建設したもので、初代の橋は1889（明治22）年に竣工し、1933（昭和8）年と1954（昭和29）年の2度にわたって架け替えられた。つまり現在の橋は3代目に当たる。原爆投下時、爆心地から約2.3kmの位置にあった工兵橋は損傷が少なく、多くの被爆者が橋を渡って避難した。

データ

住所：広島市中区白島北町
竣工：1954（昭和29）年
撮影：2006（平成18）年8月

リンク

1. arch-hiroshima ＞ 工兵橋

作成日：2012/6/27、最終更新日：同左