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志免炭鉱 竪坑櫓 外部

概要

前ページで述べたように、志免炭鉱竪坑櫓は海軍工廠の設計で1943(昭和18)年に竣工した。ただし、坑道の整備が遅れたため竪坑櫓が実際に稼働したのは戦後になってからのようだ。竪坑櫓とは要するに昇降設備である。櫓の直下には430mの竪坑が延びており、ここを昇降するエレベーター(ケージという)の巻き揚げ機が、櫓上部のビル状の部分に設置されていた。櫓の高さについては、文献やサイトによって47.65mと53.6mのふたつの数値(屋上の避雷針を除く)があるが、おそらく地盤の基準点をどこに設定するかで違いが生じたと思われる。約50mと覚えておけばいいだろう。

1964(昭和39)年の閉山後、竪坑櫓は巨大すぎるが故に解体できず、長年に渡り放置されていたが、その産業遺産としての価値が認められて2009(平成21)年に国の重要文化財に指定された。

データ

カメラ:Nikon D50 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
撮影:2011年12月

作成日:2012/1/1、最終更新日:同左

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