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麻生綱分炭鉱

概要

旧庄内町のある集落に残っている綱分(つなわき)炭鉱の遺構である。現在のこの場所は民間企業の駐車場兼資材置き場になっており、その用途からすればこの遺構は邪魔でしかないはずだが、所有者の積極的な意志なのか解体費用の問題か、いずれにせよ残っているのはよろこばしい。

この遺構はおそらく巻揚機台座と思われる。四方に片持ち梁が突き出た形状は筆者が今まで見た範囲では他に知らない。片持ち梁が道路上に飛び出していながら撤去されていないというのも、考えてみれば珍しいことである。

綱分炭鉱は1906(明治39)年に第1坑が、1913(大正2)年に第2坑が開坑した古い炭鉱で、第4坑まであったようだ。第3・4坑は何度か分離・独立を経た後、1953(昭和28)年に坑内が貫通して一体化する。この遺構が第何坑かは分からない。綱分炭鉱は1961(昭和36)年に閉山した。

データ

住所:福岡県飯塚市綱分
撮影:2010(平成22)年1月

リンク

  1. ちくまえ。の行動記録麻生商店(鉱業) 綱分炭鉱巻揚機台座?遺構飯塚市綱分周辺の遺構
  2. トライスターの炭鉱と廃線と廃墟の放浪日記綱分炭鉱〜〜〜!!!
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