山陽色素姫路第二工場
概要
山陽色素姫路第二工場は、姫路市にある顔料メーカーの工場だ。姫路はマッチの製造が盛んな地域で、ここも元はマッチ工場だったが、1948(昭和23)年に山陽色素の工場になった次第である。工場の竣工年を「昭和6年」と記述するサイト・ブログが多いがこれは誤りで、『日本近代建築総覧』には「明治末」と載っている(正確な竣工年は不明)。工場付近には、姫路モノレールの廃線跡や山陽新幹線の高架が通り、三者が揃った景観には姫路の近現代史が現れていた。しかし、残念ながら工場は2013(平成25)年に解体されて現存しない(リンク1)。
データ
住所:兵庫県姫路市千代田町743
竣工:明治末期
撮影:2007(平成19)年9月
備考:現存せず
リンク
作成日:2012/9/22、最終更新日:2014/10/5