三菱重工長崎造船所香焼工場
概要
香焼（こうやぎ）島はもともと長崎港の外に浮かぶ島だった。同島の造船所は明治時代にまず松尾造船所が操業を始め、大正時代に一旦閉鎖される。1936（昭和11）年、川南工業が買い取って再開。戦時中は輸送船を大量に建造して活況を呈するが、戦後に経営破綻してしまう。昭和40年代、長崎県による埋め立て工事で香焼島は本土と陸続きになるとともに、三菱重工が造船所を取得して埋立地に造船所を拡張し、現在に至る。
傾斜地が間近に迫る長崎港内の本工場に比べると香焼工場は広々としている。それ故、写真ではいまひとつ実感が掴めないかも知れないが、門型クレーンや建造中の船舶は非常に巨大なものである。
データ
住所：長崎市香焼町
撮影：2011（平成23）年7・9月
リンク
- 三菱重工長崎造船所 公式サイト
作成日：2012/7/20、最終更新日：同左
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