大村市の掩体壕
概要
戦前の長崎県大村市は、大村海軍航空隊や第21海軍航空廠が置かれる航空兵力の拠点であった。海上自衛隊の大村航空基地は、海軍航空隊基地を継承したものである。
市内に残っている当時の遺構を代表するのが掩体壕で、現在は公園の遊具に転用されている。田畑の中で農機具の倉庫に使われている例は多いが遊具は珍しい。写真の通り、滑り台やスロープ、フェンスが加わっているものの、おおむね原型を保っている。内部は倉庫。なお、周囲の地盤はカサ上げされているようだ。
データ
住所:長崎県大村市原口町 下原口公園
竣工:不明
撮影:2005(平成17)年8月
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作成日:2012/9/23、最終更新日:同左