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石松橋梁

概要

石松橋梁は、鹿児島本線の教育大前駅〜赤間駅間に位置する橋梁である。鹿児島本線は九州鉄道の本線として1889(明治22)年にまず南側の博多駅~千歳川仮駅間で開業し、翌年に北側の遠賀川駅まで開通した。石松橋梁はこの遠賀川駅開通時の建設と思われる。

橋は桁橋とアーチ橋という構造が異なる2つの部分に分けられる。桁橋はレンガ造橋台にコンクリートスラブが架かっている。アーチ橋は表面的にはコンクリート造に見えるが、内部のコンクリートが剥離した部分からレンガが露出しているので実際はレンガ造である。アーチ部分の上には県道69号線が通っているのだが、状況から推測すると、路線開業時はアーチ側を通っていた線路が、1910(明治43)年のこの区間の複線化の際に新たに建設された桁橋側に移動し、アーチ側は道路に転用されたと思われる。

データ

住所:福岡県宗像市陵厳寺1
竣工:1890(明治23)年頃、1910(明治43)年頃
撮影:2011(平成23)年2月

リンク

  1. 石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋鉄道煉瓦橋梁鹿児島本線 > 福岡県 石松橋梁


作成日:2012/9/16、最終更新日:同左

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