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幸野川橋梁

概要

幸野川橋梁は、廃線になった宮原線の北里駅〜肥後小国間に位置するコンクリートアーチ橋である。全長116mの6連アーチだが、ふたつは樹木に隠れて見えない。宮原線橋梁群では北里橋梁と幸野川橋梁が最もアクセスしやすいので、全部を巡る時間がない場合は、とりあえずこのふたつに行くことをおすすめする。特に幸野川橋梁のフォトジェニックな景観はぜひ見ておきたい。

躯体に設けられた3つの開口部は、宮原線では幸野川橋梁だけの特徴である。この意匠は当時の国鉄における橋梁の標準設計だったらしく、九州では長崎県にある松浦鉄道西九州線(旧国鉄松浦線)の福井川橋梁でも見られる。なぜ宮原線の他の橋にこのデザインが採用されなかったのかは分からないが、幸野川橋梁の周辺は比較的家屋が多いので、人目に付く橋梁だけ意匠的なグレードを高くしたのかも知れない。

データ

住所:熊本県阿蘇郡小国町大字宮原字西村
竣工:1939(昭和14)年頃
撮影:2005(平成17)年10月

リンク

  1. 写真紀行 風に吹かれて > 建築を巡る 橋のある風景旧国鉄宮原線のアーチ橋幸野川橋梁


作成日:2012/3/18、最終更新日:同左

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