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池島炭鉱 三重連蓄電池式電気機関車

概要

池島炭鉱の三重連蓄電池式電気機関車は、海底下の坑道内の軌道で使用されていた、名前の通り蓄電池(バッテリー)を動力源とする電気機関車だ。重量のある炭車(石炭用の貨車)を牽引するためか、または往復運転のため(おそらく後者か)、機関車 + 中間車 + 機関車の三重連(3両編成)になっている。軌間は610mm。車体番号と重量はA03(12t)+ B11(6t)+ A11(12t)で、重量の合計は30tである。A03とB11号機はほぼ原形のままだったのに対し、A11号機は車体の上半分が外され内部が露出した状態で置かれていた。うかつなことにB11号機の詳細な写真を撮り忘れてしまったが、この中間車が蓄電池車と思われる。メーカーは東芝。製造年は未確認だが「池島炭鉱最後の大型機」(参考文献1)とのこと。

データ

所在地:長崎県長崎市池島町
製造:東芝
製造年:未確認
撮影:2011(平成23)年9月

参考文献

  1. 『究極のナローゲージ鉄道 狭い鉄路の記録集』岡本憲之、講談社

リンク

  1. 津軽軽便堂写真館池島炭鉱跡1池島炭鉱跡2

作成日:2014/9/27、最終更新日:2014/9/28

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