タイトルロゴ


スライドショー 23枚

南大坪公団住宅

概要

平面図
南大坪公団住宅は山口県下関市に1966(昭和41)年に竣工した、同県では最初の日本住宅公団(現・UR都市機構)による市街地住宅である。2014(平成26)年現在、定期借家として入居者を受け付けているが、URは「土地所有者への譲渡・返還等」の方針を既に決定している。なお、下関市を中心とする山口県西部は福岡県と経済的関係が強いため、山口県は公団発足当初から九州支社の管轄になっていて、現在もその枠組みは変わっていない。南大坪をはじめ、山口県の団地がUR九州エリアの扱いになっているのはそういう事情による。

南大坪公団住宅の戸数は88戸。階数は地上7階で、1階は店舗、2階以上が住宅という構成だ。市街地住宅設計のセオリー通り、幹線道路側の住戸は屋外型のバルコニーではなく、屋内型のサンルームになっている。最大の特徴は、2階以上の全体的な平面がロの字型であること。1階の屋上にあたる吹き抜けの底部には、1階に採光するトップライトが “サイコロの5の目” の形に並んでいる。

データ

住所:山口県下関市南大坪1-3
竣工:1966(昭和41)年
撮影:2007(平成19)年9月

リンク

  1. UR賃貸住宅【九州エリア】南大坪

作成日:2014/8/14、最終更新日:同左

inserted by FC2 system