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麻生ラファージュセメント田川工場

概要

麻生ラファージュセメントは、麻生グループのセメント部門とフランスのセメント大手ラファージュの合弁会社である。田川工場は、麻生グループの創始者 麻生太吉(麻生太郎元首相の曾祖父)によって1934(昭和9)年に操業が開始された。さらに、工場の背後には石灰石を採掘する船尾鉱山が広がっている。

操業当初の社名は九州産業株式会社で、その後は麻生セメント等を経て2004(平成16)年に現社名になった。炭鉱閉山後、現在の麻生グループはセメント事業が経営の中核である。

田川工場・船尾鉱山と、これに隣接する三井鉱山セメント田川工場・関の山鉱山、そして日本セメント香春工場・一ノ岳鉱山の3カ所が、福岡県筑豊地方のセメント産業の中心的事業所だったが、三井の工場は既に解体され、日本セメント香春工場もセメント生産を終了。これで、筑豊地方において工場・鉱山のセットで操業を行う大規模施設は麻生の田川工場だけとなった(関の山鉱山と一ノ岳鉱山の採掘は継続中)。

田川工場は敷地の中を後藤寺線が貫通しており、列車に乗りながら工場景観を観賞できる。最寄り駅の船尾駅は工場の中心に位置する。このように列車と工場の組み合わせが観賞・撮影の大きな見所であるが、運行本数が少ないので鉄道と絡めて撮りたいならダイヤをよく確かめられたい。

データ

住所:福岡県田川市大字弓削田2877
撮影:2011(平成23)年2月
注意:工場周辺は大型車両が頻繁に走行しているので十分注意。車道上での撮影は避けるように。

リンク

  1. 麻生ラファージュセメント企業情報工場概要 田川工場
  2. 麻生グループ麻生の歴史 > 麻生百年誌 58 石炭からセメントへ
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