金ノ弦岬灯台
概要
金ノ弦岬(かねのつるみさき)灯台は、当初は関門海峡の別の場所に浅瀬の位置を示す立標として建てられたもので、大正時代に彦島の南端に移設されてからは灯台として使われていた。その役割を終えた後、下関市が海上保安庁から買い取って保存している。もともと立標だったためか、「日本の灯台の父」ブラントンが建てた26灯台には含まれていないが、金ノ弦岬灯台も彼の仕事である。
注意 灯台は急峻な岩場に建っており接近には少々危険を伴う。波が高いときは絶対に近付かないこと。
データ
住所:山口県下関市彦島田の首町
設計:リチャード ヘンリー ブラントン(Richard Henry Brunton)
竣工:1871(明治4)年、1920(大正9)年に現在位置に移設
撮影:2006(平成18)年9・10月