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角島灯台

概要

角島(つのしま)は山口県北西部の日本海に浮かぶ島だ。行政上は、豊浦郡豊北町から2005(平成17)年の合併で下関市の一部になった。2000(平成12)年に開通した角島大橋によって島には陸路でアクセス可能。島のほぼ西端に建つ角島灯台の周囲は公園に整備されており、島内随一の観光名所である。

角島灯台の初点灯は1876(明治9)年。我が国の「灯台の父」と呼ばれる御雇い外国人ブラントンが設計した26基のひとつで最後に建設された灯台であり、そのデザインの美しさから彼の最高傑作といっても過言ではなかろう。灯台本体は花崗岩を用いた石造で、高さは29.62m。1874年イギリス製のフレネルレンズを今も使用している。

灯台に隣接する吏員休息所(灯台守の官舎)と倉庫も、灯台と同時期の建設と思われる。最初の頃は外国人の灯台守が常駐していたため、吏員休息所は洋風建築で設計されている。休息所を洋風としたこと自体は角島灯台に限った話ではないが、角島のそれはベランダコロニアルスタイルの影響が見られる点が特徴だ。

なお、灯台内部と吏員休息所は一般公開されているはずだが、筆者の訪問時はなぜか閉じていて入ることができなかった。

データ

住所:山口県下関市豊北町大字角島
設計:リチャード ヘンリー ブラントン(Richard Henry Brunton)
初点灯:1876(明治9)年(初点灯と竣工は必ずしも同じ年とは限らない)
撮影:2006(平成18)年9月
備考:海上保安庁によるAランク保存灯台

リンク

  1. 角島灯台リチャード・ブラントン ウィキペディア
  2. 燐光会灯台アーカイブ角島灯台
  3. 山口県の灯台たち角島灯台
  4. しおかぜの里 角島

作成日:2012/3/12、最終更新日:同左

左のマーカーが灯台
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