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坂本善三美術館

概要

坂本善三美術館は、郷土出身の画家 坂本善三(1911〜1987)の作品を収蔵・展示する美術館である。坂本は明治44年に小国町黒渕に生まれ、画家を志して上京するも、戦災でアトリエが焼失したために熊本に戻って制作を続けた。その作風は「グレーの画家」「東洋の寡黙」と呼ばれて評価が高い。

美術館は、民家を活用した本館と、新たに建てられた展示棟・収蔵庫で構成される。本館は、小国町内の別の場所に明治5年に建てられた民家を移築したものである。屋根は茅葺きから瓦葺きに改修しているが、瓦の素材や形状は茅葺きのイメージを継承しているなど、全体的に民家の雰囲気を残しながら上手く美術館にコンバージョンしている。

展示棟と収蔵庫は鉄筋コンクリート造で、本館前の庭を囲むようにコの字型に配置されている。展示棟は坂本以外の芸術家の企画展示等に使われる。本館・展示棟とも床が畳敷きなのがユニークだ。

データ

住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕2877
設計:連合設計社市谷建築事務所
竣工:1995(平成7)年
撮影:2006(平成18)年11月

リンク

  1. 坂本善三美術館 公式サイト
  2. 坂本善三美術館 小国町公式サイト
  3. 坂本善三美術館 建築マップ
  4. 【火の国をゆく】小国町の坂本善三美術館 朝日新聞


作成日:2010/11/3、最終更新日:同左

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