厳木駅と給水塔

概要

厳木（きゅうらぎ）駅は唐津線の駅で、1899（明治32）年に厳木駅〜山本駅間が延伸した際に開業した。現在の木造駅舎は1930（昭和5）年に竣工したもの。ファサードの一部が増築されている他はおおむね竣工当時の状態を維持しているようだ。

また、駅開業時には蒸気機関車のための給水塔が構内に建てられ、1973（昭和48）年に唐津線での蒸気機関車の運用が終わった後も、解体を免れて現存している。周囲に見学を妨げる構造物がなく、上部の貯水タンクも残っているなど、この種の遺構としては保存状態は極めて良好である。

データ

住所：佐賀県唐津市厳木町大字厳木
竣工：駅舎 1930（昭和5）年、給水塔 1899（明治32）年
撮影：2006（平成18）年8月

リンク

1. 厳木駅 ウィキペディア

作成日：2012/9/15、最終更新日：同左