タイトルロゴ

Get the flash player here: http://www.adobe.com/flashplayer

スライドショー 30枚(写真をクリックすると次を表示、下辺にマウスカーソルを合わせるとサムネイルを表示します)

酒殿駅〜ボタ山付近

概要

このページでは、香椎線貨物支線の起点となる酒殿(さかど)駅から志免駅までの途中、志免炭鉱ボタ山の西側付近までの廃線跡について述べる。

酒殿駅付近の廃線跡は駅のアクセス道路に置き換わっている。その先は、田畑の中に築堤が残るという廃線跡らしい光景が続く。レールと枕木は撤去済みだが、バラストはそのままだ。主な遺構としては踏切跡が1ヶ所と橋梁跡が3ヶ所、他に信号機の基礎らしきものが確認できた。

橋梁跡にもちろん橋桁は存在せず、残っているのは橋台だけだ。橋が架かっている場所と構造は、酒殿側から順に「道路・石造」「河川・コンクリート造」「水路・レンガ造」である。石造とレンガ造はコンクリートと併用。また、踏切跡と石造橋台の2ヶ所にはすっかり色褪せた道路標識も残っている。

廃線跡はボタ山に接近したところで民間工場の敷地内に入り踏破できない。その部分は駐車場になっているので、少なくとも軌道の線形は読み取れる。

データ

住所:福岡県糟屋郡粕屋町酒殿
竣工:1909(明治42)年頃
撮影:2010(平成22)年4月

作成日:2013/2/7、最終更新日:同左

inserted by FC2 system