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泉水団地

概要

泉水団地は福岡県鞍手町の公営住宅である。同町のウェブサイトでは改良住宅に分類されている。改良住宅とは、住宅地区改良法などに基づき、老朽住宅が密集する地区の改良事業(スラムクリアランス)として建設される公営住宅の一種で、泉水団地の場合はこの地にあった泉水炭鉱の社宅の建て替えと思われる。泉水炭鉱は明治時代から1958(昭和33)年まで操業を続け、炭鉱王の伊藤伝右衛門が経営していた時期もある。詳しくは別記事を参照されたい。

泉水団地の住棟は鉄筋コンクリート造2階建てのテラスハウスで、1棟を左右対称に分けてふたつの住戸が入る。いわゆる二軒長屋の現代版、イギリスでセミ デタッチド ハウスと呼ばれるタイプだ。戸数は92戸、間取りは3DK。前庭と裏庭に加えて2階にも広いテラスを有するなど、一般的な公営住宅よりも空間に余裕がある。

データ

住所:福岡県鞍手郡鞍手町大字新延1240-1・1281-1
竣工:1983〜1986(昭和58〜61)年
撮影:2010(平成22)年5月

リンク

  1. 鞍手町住宅町営住宅について

作成日:2014/8/24、最終更新日:同左

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