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新日鐵八幡製鉄所 写真トップ

新日鐵住金八幡製鐵所

概要

新日鐵八幡製鐵所の歴史は明治時代の官営製鐵所から始まる。1901(明治34)年の操業開始以来、八幡地区と戸畑地区を中心に、我が国の四大工業地帯の一角を占める大規模な製鉄所が形成された。後年の合理化で最盛期より規模は縮小したものの、今なお日本を代表する製鉄所である。

もっとも、工場景観が観賞できるポイントは案外少なくて、筆者が把握しているのは若松区響町の埋立地と同区高塔山公園の2カ所だけだ。位置的には関門海峡対岸の彦島(山口県下関市)からも見えるはずだが、それなりの望遠レンズが必要だろう。これらのポイントから見えるのは戸畑地区のみ。

また、毎年開催される「起業祭」では戸畑地区の高炉や熱延工場が見学できる。残念ながら撮影禁止だが工場好きなら一見の価値がある。

基本的に工場設備は更新されているが、戦前の建屋や関連施設も現役で数多く残っている。当サイトでは、工場用水を確保するために建設された河内貯水池や、記念碑的に保存されている東田第一高炉を紹介しているので、あわせてご覧いただきたい。

なお、新日本製鐵と住友金属は2012年10月1日に合併し、新日鐵住金が誕生した。

データ

住所:福岡県北九州市八幡東区・戸畑区

リンク

  1. 八幡製鐵所 ウィキペディア
  2. 新日鐵住金


作成日:2011/12/11、最終更新日:2012/9/30 合併により会社名を変更

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