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諏訪川橋梁

概要

諏訪川橋梁は、福岡県大牟田市の諏訪川に架かる三池炭鉱専用鉄道の橋梁だ。同鉄道の橋梁群の中では最も大きい。3スパンのプレートガーダー橋で、橋台・橋脚はレンガ造。橋脚の水上側は水や漂流物をスムーズに流すため山型になっている。三池鉄道の廃止後は水道・ガスのパイプラインに活用されている。

また、三池炭鉱の遺構は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産の候補になっているが、諏訪川橋梁など三池炭鉱専用鉄道跡の一部区間もこれに含まれる。このことに関連して、遺構周辺の景観を保護して遺産価値を守るため、諏訪川橋梁などは景観法に基づき大牟田市の景観重要建造物に指定されている。

データ

住所:福岡県大牟田市神田町
竣工:明治時代
撮影:2007(平成19)年5月、2014(平成26)年5月

リンク

  1. 大牟田の近代化遺産旧三池炭鉱専用鉄道橋梁、ガードの紹介諏訪川橋梁

参考文献

  1. 『筑後の近代化遺産』九州産業考古学会筑後調査班、弦書房

作成日:2013/1/20、最終更新日:2014/12/29

上から三池炭鉱宮原坑、諏訪川橋梁

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