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上和白跨線橋

概要

上和白跨線橋は香椎線の和白駅~香椎駅間に位置する。銘板に記されている正式名称は「上和白鉄道跨線橋りょう」だが本稿では上和白跨線橋と略す。香椎線と鹿児島本線および国道495号線(旧国道3号線)の立体交差部に架かる4スパン橋梁だ(香椎線が上)。つまり跨道橋でもある。

構造形式は最もスパンが大きい道路上がトラスドランガー橋で、鹿児島本線上を含む残りの3スパンはプレートガーダー橋。跨線橋を名乗りながら最も目立つ部分は跨道橋部分という少し妙な構成である。なお、橋桁は2008(平成20)年に架け替えられており、トラスドランガー橋を支持する橋脚1本もそのときに追加されたものだと記憶している。香椎線開業当時の建設といえるのは、香椎側橋台のレンガ部分くらいだろう。鹿児島本線の上下線の間に建つ橋脚も、レンガ造をコンクリートで補強した可能性があるが、確認は取れていない。

データ

住所:福岡市東区和白1
竣工:1904(明治37)年頃
撮影:2011(平成23)年12月

リンク

  1. くうねるあそぶ♪〜NO RUINS,NO LIFE.〜上和白跨線橋


作成日:2014/6/13、最終更新日:同左

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