赤四郎丸9号橋梁
概要
赤四郎丸9号橋梁は、平成筑豊鉄道田川線の赤駅〜内田駅間に位置するレンガアーチ橋である。同線に多数存在する“下駄っ歯"橋梁群のひとつ。下駄っ歯とは、将来の複線化を想定して幅員を拡張しやすいよう橋の側面を凹凸状にした状態をいう。結局、田川線は複線化されずに橋は下駄っ歯のまま残った。
下駄っ歯の反対側、つまり拡幅しない方の側面は、近くの内田三連橋梁と同じように石積みになっている。これは補強のためといわれているが、筆者が現地を見て回った範囲では石積み側面のアーチ橋はおおむね赤駅〜内田駅間に集中しており、他の区間には見られなかった。理由は分からない。
データ
住所:福岡県田川郡赤村大字内田
竣工:1895(明治28)年
撮影:2005年6月
カメラ:Panasonic LUMIX DMC-FX1
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作成日:2012/3/25、最終更新日:同左