中津原橋梁
概要
中津原(なかつばる)橋梁は、平成筑豊鉄道田川線の勾金駅〜上伊田駅間に位置するレンガアーチ橋である。同線に多数存在する“下駄っ歯"橋梁群のひとつ。下駄っ歯とは、将来の複線化を想定して幅員を拡張しやすいよう橋の側面を凹凸状にした状態をいう。結局、田川線は複線化されずに橋は下駄っ歯のまま残った。
中津原橋梁と内田三連橋梁は、単独アーチが多い下駄っ歯橋梁群において数少ない3連アーチだが、下駄っ歯の紹介でよく登場する内田三連橋梁の影に隠れて、中津原橋梁の方はあまり知られていない感がある。確かに下駄っ歯の一部が欠けているなど状態は良くないが、それはそれで歴史の一部と受け止めれば味わい深いものだ。
データ
住所:福岡県田川郡香春町大字中津原
竣工:1895(明治28)年
撮影:2011年2月
カメラ:Nikon D50 + Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G
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作成日:2012/3/18、最終更新日:同左