「明治日本の産業革命遺産」とは
ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、世界遺産の登録手続きにあたって、各国が推薦できるのは年に1件のみという方針をとっています。また、推薦の前段階としてまず国ごとの暫定リストに物件を登録する必要があります。こうした手順を踏まえ、日本政府は2013年の推薦物件を暫定リストの中から「明治日本の産業革命遺産」に決定し、2015年の世界遺産委員会で登録が正式に決定しました。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本は非西欧諸国としてはいち早く近代化を成し遂げました。この急速に近代化した時期の産業遺産から特に重要なものとして選ばれたのが「明治日本の産業革命遺産」です。これは、製鉄・造船・炭鉱分野を中心に九州・山口など8県の28資産で構成されています。このうち、建築マップに掲載している構成資産を以下にまとめました。位置は右の地図の通りです。
一覧
この一覧の物件名は内閣府の資料に基づいており、建築マップに記載している名称とは必ずしも一致しません。
リンク
- 日本の近代化産業遺産群─九州・山口及び関連地域 トップページ効果音アリ
- 首相官邸 > 稼働資産を含む産業遺産に関する有識者会議(第3回)の開催について > 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について(PDF)
- 長崎新聞 > 産業革命遺産 世界遺産推薦決定
写真の著作権
- このページの写真は萩城下町についてはAtsushi氏、それ以外はタケが撮影しました。
公開日:2013年9月23日、最終更新日:2015年8月9日